ほんもの総合研究所
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2004.05.01  「かえる印のナチュラルかとり線香」販売開始!

かえる印のナチュラルかとり線香

− むかしに帰る、自然に還る、暮らしを変える −

天然素材100%だから優しく懐かしい香り。
「ココロもカラダも豊かになりたい」、そんな方々のために生まれました。
無添加・無農薬・無化学成分・無着色の安全かとり線香「かえる印のナチュラルかとり線香」は、天然除虫菊を有効成分とした天然素材100%のけむりの優しいかとり線香です。

 

■除虫菊に馳せる想い 〜除虫菊の新世紀をひらくために〜

「かえる印のナチュラルかとり線香」に使用される有効成分は除虫菊という花から抽出されます。

除虫菊の原産地は、旧ユーゴスラビアのダルマチア地方といわれ、日本では明治時代より和歌山県有田市(ありだ)周辺で栽培が開始されかとり線香や害虫忌避、天然農薬の材料として広く庶民の生活に根づいていました。

しかし戦後の高度経済成長のさなか、合成殺虫剤が開発されてからというもの、除虫菊は忘れ去られ、日本ではその美しい花を見ることが出来なくなりました。

時代は流れ平成の世、今度は中国の秘境・雲南省で除虫菊の栽培が復活しました。
そして今、合成殺虫成分を含まない昔ながらのかとり線香をお届けすることが出来るようになりました。
きっとかえる君は除虫菊の歴史と智慧をひっさげて、日本と世界の各地で活躍して除虫菊の新世紀を拓いてくれるでしょう。

佐々田葉月の『除虫菊生産現場視察記』はこちらから!


■天然除虫菊100%だから、懐かしい。

除虫菊の花ALLナチュラル素材(天然除虫菊)使用、化学物質ゼロ配合だから安心です。

使用後には速やかに環境中などで分解されることが知られている除虫菊は、お線香だけではなく、農業用途などの幅広い害虫防除用途としての利用が期待される天然植物資源の一つです。
国際的にも、除虫菊は厳格な国際的評議機構の一つに数えられる国際有機農業連盟(IFOAM)においても有機農業資材として認められています。
日本では忘れられた存在の除虫菊なのですが、化学合成農薬が健康や環境に与える影響が指摘されている今、この除虫菊を使った製品はどんどん見直されていってほしいものです。

もちろん、合成着色料や防腐剤などの化学物質も一切使用しておりません。
除虫菊の花から1%だけ抽出される有効成分には、昆虫類、両生類のみに強い毒性を示しますが、哺乳類、鳥類にはまったく影響はございません。
小さなお子様のいらっしゃるご家庭をはじめ、すべての方々に安心してご使用いただけるかとり線香です。


■かとり線香と除虫菊の歴史 (ライオンケミカル株式会社小高社長)

現在市場に出回る多くのかとり線香は化学物質を原料としていますが、それより以前は除虫菊という植物を主原料として生産されていました。
除虫菊は旧ユーゴスラビアのダルマチア地方が原産地です。自生している菊の花が咲き終わる頃、花の部分に昆虫が死んで付着しているのを見た人々が、「中になにか秘密があるに違いない」と分析・研究を続けた結果発見されたのが、除虫効果のあるピレトリンという成分でした。

除虫菊栽培は以後ダルマチア地方からアメリカに渡ります。そして、除虫菊の苗と有田みかんの苗木を交換する形でカリフォルニア地方から和歌山有田地方に入ってきたのが除虫菊日本伝承の由来なのです。
その後有田地方では、みかんの木の間で除虫菊の栽培が始まり、その花を摘み取って乾燥させ粉にしたものが「ノミ取り粉」として商品化されました。かとり線香ができるまでは、火鉢の中に「ノミ取り粉」を投げ入れて部屋に拡散させる方法をとっていましたが、それでは効果が数分しか持続しません。そこで開発されたのが、ノミ取り粉に「つなぎ」となる物質を混ぜ合わせて棒状に固めたお線香です。
棒状の線香はあまり長いと途中で折れてしまうため、40〜45分程度の持続性のあるものが定番となりました。芸者さんを呼ぶときの料金を「芸者の線香代」ということがありますが、これはすなわち、時間を計るのに線香を使ったからなのです。そして芸者さん同士の間では「今日は5本稼いだわ。」などと使われるわけです。
そして、棒状のものよりもさらに長持ちさせようと考え出されたのが現在の丸いコイル型の線香です。ただし初期のコイル状線香は現在のような打ち抜き製法ではなく、長さが120〜140cmの2本を合わせてクルクルと円形に巻く手法で成形をしていました。

このように主に有田地方を生産地とする除虫菊のかとり線香は国内でも広く使用されるようになり、除虫菊の生産地は瀬戸内や北海道にも拡大、さらに除虫菊の粉の海外輸出なども盛んにったのですが、1941年太平洋戦争勃発を境に国内のすべての除虫菊は食用に切り替えられ、除虫菊やかとり線香の輸出も禁止されてしまいました。

戦争が長引く中、連合軍は北海道と気候のよく似たケニア・タンザニア地方で除虫菊の栽培を始め、主に南方戦線に送られた兵士達の使用のためのピレトリン生産を進めたのです。ピレトリンを持たずに南方で戦った日本兵の多くはマラリアにかかり多くの感染被害を出し、また敗戦後日本に戻った兵士達が媒体となり国内に多くのマラリア患者を出したという歴史もあります。

戦後になり、国内での除虫菊栽培は北海道を中心に再スタートしたものの、収穫が天候に左右されやすい除虫菊の栽培よりも他の安定した農作物に転作する農家が増えたため国内の除虫菊生産は激減してしまいました。
これを問題視した国内薬品メーカーが地元大学と共同で研究を進め、ピレトリンと同じ効果を持つ合成物質ピレスロイドの開発に成功、まずはかとり線香用として商品化されました。その後も研究は進み、現在では液体用など用途別に多数のピレスロイドが開発されています。

合成ピレスロイドを使用したかとり線香は熱に強く拡散しやすいため、効果的であるとされ、その後ピレトリンに完全に置き換わる形で市場を占有するようになりました。
さらに熱版を利用したマットタイプのものやリキッドタイプのものが注目されるようになり現在に至ります。

かたや、除虫菊から採取したピレトリンは、即効性があり、残留効果が低く人体に無害であるとして、現在欧米では主に食肉の輸送時に使用する防虫剤として認可されています。
5年程前に上海政府が中国内陸部の農家の収入を安定させるため、除虫菊の生産を奨励・援助するようになり、その後中国産の除虫菊が安定して供給されるようになりました。
そういった経緯もあり、数年前から、国内でもふたたび天然素材である除虫菊を見直そうとする動きがでてきています。


ライオンケミカル株式会社

ライオンケミカル小高社長明治28年(1895)和歌山県有田村(現在有田市)にて創業。
天然除虫菊より抽出した有効成分であるピレトリンを使用した液体スプレータイプとかとり線香のメーカーとして、太平洋戦争開始までは海外輸出にも力をいれていました。
その後国内初の合成ピレスロイド配合のかとり線香を発売。また、特許である打ち抜き技術によりかとり線香の量産を国内で初めて可能にしました。
中国の除虫菊生産地の視察に参加されるなど、現在天然除虫菊のピレトリンを使用したかとり線香の普及活動にも熱心に取り組んでおられます。
このことから弊社中川とのコラボレーションで、中川の開発会社有限会社ほんもの総合研究所のブランド第一号商品として世に出されることとなりました。


■「かえる印のナチュラルかとり線香」は和歌山の有田(ありだ)で生まれます

除虫菊を使ったかとり線香への情熱を一身に受け入れてくださることになった、和歌山県有田市のライオンケミカル様の工場へ、ほんもの総合研究所の所員がさっそく行ってまいりました! 「実は私ね、除虫菊が大好きなんですよ。」とおっしゃるライオンケミカル小高社長。お部屋には乾燥した除虫菊の花や粉末、そして有田で除虫菊を栽培していたころ(当時の社名は大正除虫菊株式会社)の会社所有の除虫菊畑の写真など、社長の除虫菊に対する思いを裏付ける数々のものが飾られていました。

除虫菊の花
乾燥した除虫菊の花。有効成分ピレトリンが含まれます
小高社長
「除虫菊が大好きでね。」とおっしゃる小高社長
大正時代の風景
お部屋に飾られていた、大正時代の有田の風景
工場の中にて
配合するすべての原料の説明を受けています
原料はすべて天然素材
原料はお茶の葉、おがくずなどすべて天然素材
原料を混ぜるタンク
大きなタンクの中で、混ぜ合わされます
工場を走るダクト
工場を走るダクトの中を通って、原料が移動
小高社長
原料が混ぜ合わさったところ
乾燥させています
成形後しっかり自然乾燥(画像は着色料を含む線香)

 


■中国雲南省の除虫菊栽培視察レポート

佐々田が行ってきました!弊社は「かえる印のナチュラルかとり線香」に情熱を注ぎ続けています。
ある日私佐々田は社長から直々に指令をうけました。
『中国の雲南省までいって、除虫菊に魂を注ぎ込む人たちと交流してこい!』
SARSの嵐が吹き荒れるほんの少し前、私は関空から中国の秘境、雲南省へ飛び立ってゆきました。
見てください!この見渡す限りの除虫菊畑。日本では考えられない広大な土地で、除虫菊は栽培されています。もちろん無農薬。
ここは、中国雲南省紅河州濾西県にある、除虫菊畑です。今お届けしている「かえる印のナチュラルかとり線香」は、この花からできています。
もしかしたら、私の摘んだ原料でお届けしているかもしれませんね!

佐々田葉月の『除虫菊生産現場視察記』はこちらから!

除虫菊
中国の提携農家で栽培されている除虫菊の花です。香りがよいだけでなく見た目にも美しいため、観賞用としても利用されています。
除虫菊を運ぶ
除虫菊はすべて、現地スタッフによって丁寧に手で摘み取られ、こうやって集められ工場へ運ばれてゆきます。
摘み取られた除虫菊
除虫菊の花から1%だけ抽出される有効成分には、哺乳類、鳥類にはまったく影響はありません。
除虫菊の粉末
粉末化された除虫菊になります。これがかとり線香の原料です。

 

小売店様、卸売り業者様へ

オーサワジャパンまたは大王商会とすでにお取り引きの小売店様、卸売り業者様は両社にも供給いたしておりますのでご担当者にご確認下さい。
その他の小売店様、卸売り業者様には弊社から速攻納品させていただきます。 http://www.hon-mono.com/info/contact.html こちらからご依頼下さいませ。



かえる印シリーズ一覧


愛と叡智の紀州備長炭研究会 ほんもの総合研究所で扱っております商品は「びんちょうたんコム」のサイトでご購入いただけます。
かえる印のナチュラルかとり線香かえる印の天然除虫菊パウダーグリーンパワージューサー ほか